プロ野球 男道!

日本プロ野球界に生息する『おとこまえ』を発掘し、賞味するBlogです。
また、男を下げた選手を容赦なくムチ打つBlogでもあります。
当選ラッシュ!?
先日の赤星サイン色紙当選に続いてまたも当選してしまいました。
プレゼント当選のお知らせ!参照)
今回は阪神タイガース公式携帯サイトのプレゼント企画に応募したもので、賞品はオリジナルストラップです。写真の黒くて長い部分のスナップを外すと裏側が携帯クリーナーになっております。それにタイガース創立70周年記念ロゴをレーザーで彫り込んだ金属プレートがついています。

実はわたくし、これに応募したことすら忘れておりまして、送付状を何度も読み直してようやくそのようなプレゼントに応募したかもしれないことをおぼろげながら思い出したのです。

昨年後半から「日本ハムファイターズレジャーブランケット」「阪神タイガースファン感謝デーチケット」「赤星サイン色紙」そして「オリジナルストラップ」と、立て続けに球団関係賞品に当選しておりまして、そろそろ怖くなってきております。どんなしっぺ返しが待っているのでありましょうか……。
| 鳴尾浜小町 | 阪神タイガース | 22:45 | comments(8) | trackbacks(99) |
その男、トレイ・ヒルマン
このところBlogで文句ばかり言っているせいか、心がささくれ立ってくるような気がいたします。そこで今回は去年の出来事から、わたくしがおとこまえだと感銘を受けた方を取り上げてみたく存じます。

その人の名はトレイ・ヒルマン。北海道日本ハムファイターズの監督です。残念ながら日本男児ではございませんが、後でも述べますように彼は本物の紳士です。

2004年10月3日、パ・リーグのリーグ優勝を争うプレーオフ第1ステージの最終日、おそらく日ハムファンにとって忘れられない日でありましょう。
日本ハムは1回表に3点先取していながら、3回裏カブレラに満塁弾を打たれて逆転されてしまいます。4回裏にはさらに1点を失い、このまま西武が逃げ切ると思われた9回表、西武ドームに魔物が降りて参ります。木元が2ランを放ち、まさかの同点。西武ドームに言いようのないどよめきと歓声が起こりました。これだけでも充分劇的ですし、今キーボードを打っているわたくしも思い出しただけで鳥肌が立ってまいります。
ところが9回裏、魔物はそのまま日ハムに取り憑き、日ハム最後の投手・横山が和田一にサヨナラアーチを決められて試合終了。この瞬間、2004年の日ハムの闘いはすべて終了したのです。

そしてヒルマン監督がわたくしの目を釘付けになさいました。彼は伊東監督に近づいて握手を求め「おめでとう、今日は本当に素晴らしい試合だった。ぜひともこのままダイエーに勝って日本シリーズに進出し、日本一になってほしい」と言ったように映ったのでございます(飽くまで想像ですが)。その目は真摯でまっすぐで、上っ面だけでなく心から相手の健闘を称える目でした。

ヒルマン監督が公式に残したコメントを、北海道日本ハムファイターズオフィシャルホームページから引用いたします。

「負けたことは悔しいが、ここまで戦ってくれた選手たちを誇りに思う。次のステップにも進めるし、このチームはこれで終わりじゃない。明日からまた新しいシーズンが始まる。(L和田にサヨナラ本塁打を浴びた)横山は自信を持って送り出した投手だし、後悔はしていない。そして(9回表L豊田から同点2ランを放った)木元もあの場面で本当によく打ってくれた。今日のこの試合だけで1年間の総括はしたくはないが、やはりダイエー、西武との差は、たった1球の攻防にあったと思う。(江尻から逆転の満塁弾を放った)Lカブレラにも用心はしていたのだが、1インチの差で打たれてしまったね。一年間応援してくれたファンには、本当に有難う、とお礼を言いたい」


お礼を申し上げたいのはこちらの方です、と思わずMacの前で頭を下げてしまいました。
ヒルマン監督はまた、昨年9月18・19日にストライキが敢行された際、フロントとしては珍しく札幌駅でサイン会を開き、ファンサービスを実行したことも記憶に新しゅうございます。

思いますにこういった彼の行動は「紳士教育」の賜物ではないでしょうか。我が国には「大和魂」と言いますか「侍魂」と言いますか、そのようなものがかつては根づいておりました。それに相応するものとして西洋には「紳士(淑女)」がございます。ヒルマン監督にはそれがしっかりと身についているという印象を持つのであります。

そこでふたたび公式サイトで彼について調べてみました。

 トレイ・ヒルマン(Thomas Brad (Trey) Hillman)
1963年1月4日 42歳
  アメリカ・テキサス州出身
  1985年 クリーブランド・インディアンズのマイナー選手として3年間の現役生活を送る
  1990年 スカウト、コーチの経歴を経てオネオンタ・ヤンキース(1A)で監督。52勝26敗で1位。
  1991年〜2001年 1Aを中心に6球団で監督。99年にはコロンバス・クリッパーズを率いて83勝58敗で1位。
  2002年 テキサス・レンジャーズ育成部ディレクター兼フィールドコーディネーター
  2003年〜 日本ハムファイターズ監督

  1990年 1Aフロリダ・ステートリーグ最優秀監督、ベースボール・アメリカ誌1A最優秀監督賞受賞
  1999年 ベースボール・アメリカ誌最有望監督賞受賞

驚いたことに33歳から監督業をなさっているので今年で監督歴9年の大ベテラン。しかもなおかつ伊東監督より1歳下ですから12球団最年少です。アメリカのマイナーでは珍しいことではないのかもしれませんが。彼は選手としてより、指導者としての才能があったということでしょう。おそらく選手、フロントからの信頼も絶大だったと予想いたします。
昨年は家族の問題もあって日ハム監督続投に難色を示していたようですが、蓋を開けるとプレーオフまで進出する快進撃・・とまでは言えないかもしれませんけど・・。監督魂に火がついたのでしょうか、今年は早々と続投が決まりましたね。

SHINJOが、今年はヒルマン監督を外人監督初の日本一にしてあげたいと言っていました。その気持ち、伊東監督と健闘を称え合ったあの姿を見てしまったわたくしには痛いほどよく分かります。

阪神ファンでありながら日ハムに興味を持った方、今すぐこちらのブログへどうぞ。
 にわか日ハムファンのブログ by ルパート・ジョーンズさん
| 鳴尾浜小町 | 北海道日本ハムファイターズ | 12:11 | comments(5) | trackbacks(14) |
上原ふたたび
ふたたび上原です。もう、この話題には辟易しているのですが、だからと言ってムチを打つ手を止める訳にはいきません。趣味とはいえ、わたくしも道を極めるためでございます……。
1月25日付けで更新されている彼の公式サイトを見ますと、次のようなことが書かれておりました。

「特に多かったのは「逆指名で入ったのにメジャーに行きたがるのはおかしい」という批判でした。この考えに対し、真っ先に思うのは「なぜ?」という疑問です。簡単に言うなら、現状に満足せず、少しでも上を目指していたいという気持ちを持っているから、メジャー行きをお願いしているのです。」

逆指名で巨人入りしたからメジャーに行きたがるのはおかしい、などという意見が本当にあったのでしょうか。逆指名で巨人入りしたのに“FA権取得を待たずして”メジャー行きを認めろと言う主張がおかしい、という意見ならよく見かけますが。少しでも上を、とおっしゃいますが、もはや日本プロ野球界には少しの上もないというのでしょうか。それはあまりにも傲慢な物言いです。

「ポスティングを訴えることはルール違反ではないし、僕が入団した時には、ポスティング制度さえありませんでした。入団するときの契約で「○○年後にポスティングで行かせてくれる」という契約ができるなら、話は違っていました。」

ポスティングを訴えることは確かにルール違反ではございませんし、彼の入団当時にはポスティング制度さえなかったのも事実でしょう。だからこそ、FA権取得までメジャー行きはできないと覚悟を決めていたはずです。

「オファーしてくれた球団の中には、確かにメジャーの球団もありました。しかし、当時の僕は、メジャーで活躍する100%の自信がありませんでした。でも、今ならあります。だからお願いしているのです。「そんなの虫がよすぎる」とか「わがままだ」と思う人もいるでしょう。だから前回の野球日記でも「応援してくれ」とは、一言も言わなかったし、わがままを言っているという自覚もあります。」

わたくし、この件を読んでおりませて目が痛くなりました。はあ? ドラフト指名がかかる選手がすぐにメジャーで活躍することなど、誰も期待しておりません。その前にルーキーリーグが待っております。メジャーに疎いわたくしでもそれくらいの知識はございます。その上にA、AA、AAAがあり、最高峰としてメジャーリーグが君臨するのが、アメリカのベースボールの構図です。もし、上原が上のようなことを本気で言っているのだとしたら、巨人をアメリカのルーキーリーグ以下と看做しているようなものです。
それに、「わがままなのはわかっている、だから応援してくれなんて言っていない」とは、おとこの、否、おとなの言動と言えるでしょうか。

ちなみに無事メジャー(アスレチックス)入りを果たした藪【阪神】の公式サイト(現在閉鎖)からの引用です。

「多くの野球少年が憧れる縦縞のユニフォームに袖を通して11年、悔いがまったく残らないといえば嘘になりますが、タイガースの一員として野球人生を歩んでこれたことには誇りを持っています。けれど、私の野球人生はまだ終わりではありません。今は社会人からプロの世界へ飛び込んだ時と同じで、ドラフトを直前に控えた新人のような心境です。」(2004年10月14日にメッセージより)

「『なぜ、タイガースではだめなのか?メジャーでなければいけないのか?』と思う方もいると思います。でも、私の中ではメジャーでなければいけないのではなく、メジャーがあるから行きたいと言った方が正しいかもしれません。高校から大学、大学から社会人、社会人からプロへというように、先へ先へと歩んできました。それと同じように、日本のプロ野球の先にメジャーがあるというのが今の私の思いです。子供の頃から強く憧れていたメジャーではなく、私の野球人生の延長戦上にメジャーがあったのです。だからタイガースがだめだという理由も少しもありません。」(同年10月27日のメッセージより)

少しでも上を目指すという点では二人とも同じですが、藪はFA権を正式に取得しており、しかも年齢が今年で37歳という、日本では高齢と言われる年齢になっている違いがあります。彼の中ではおそらく、社会人からプロ入りした頃のような感覚なのでしょう。社会人野球に残る選手もいれば、プロ入りする機会に恵まれる選手もいる。日本プロ野球界に残る選手もいれば、メジャー入りの機会に恵まれる選手もいる。彼は常に後者だったのです。
1月23日に放映された「週刊トラトラタイガース」で、「なぜこの年になってメジャーを目指そうと思ったの?」という川藤氏の問いに「この年だから挑戦しようと思った」と答えていました。「どういうこと?」というさらなる問いに
「だって、メジャーに行くとこれくらいの年齢の選手なんてごろごろいるでしょう」
と笑いながら答えていました。わたくしは清々しささえ感じました。穿った見方をすれば、井川へのあてつけ? とも思えるのですが、藪にそのような意図があろうはずはございません。藪に乾杯、です。

昨年のストライキ騒ぎの際にはファンをダシに使い、この期に及んでファンを「賛同者」と「批判者」に二分する。そのようなやり方がおとこまえであるはずがございません。
| 鳴尾浜小町 | 讀賣ジャイアンツ | 00:06 | comments(7) | trackbacks(1) |
井川はオレが守る!
赤星 井川はオレが守る! ←デイリースポーツ記事

「オレが」というよりは「ぼくらが」が正しいのですが……。
今回はわたくしのひいきの選手ですので、査定が甘めでございます。一度井川について書かせていただきましたので、そちらとの対比でおとこまえ度がぐんと上がって見えるのかもしれません。ところが肝心の記事なのですが、この記事での赤星の発言は以下の通りで、しかもこれだけなのです。

「スッキリとして、やってくれると思う。ああいうことで注目されたんで、井川、井川と言われることのないよう、ぼくらがサポートしてやらないと」

ええ、そうです、これだけです。どのような話の流れで、どのような意味合いをこめて言われた言葉なのか判断できません。が、とりあえずこれで十分です。赤星はメジャーに対しては消極的な選手ですので、井川を後押しするというよりむしろ残留が決まった後のことを気にかけているのでありましょう。今のままではメジャー行きを断念せざるを得ない井川にとってもありがたいことであるはずです。わたくしが言うまでもなく野球はチームプレーで、些細な心のすれ違いが大きな行き違いになることもあります。(オレ竜に言わせると「プロにチームワークは必要なし」だそうですが、この場合意味合いが少し違います)

実際のところ、井川に対する赤星の気持ちがどうなのか存じません。一時は井川を残留するよう説得するとの噂も出たくらいですから、今季移籍は諦めた方がよいと判断している可能性は大です。「阪神に残れ。残るからにはおれたちが全力でお前を勝たせてやるよ」。査定甘めですが、おとこまえです。

一方、今岡ですが、プロ野球構造改革協議会なるものに参加し、「ポスティングシステムの見直しや新制度構築の必要性を訴え、メジャー志願者への理解を求め」たそうです。ようするに球団はもっとポスティングシステムを活用するように、ということなのでしょうか? ポスティングというシステムの性質上、それこそ球団側の勝手であって、むしろ意見すべきは後者のみ、つまりポスティングに代わる新たな制度の確立(FA権取得までの期間短縮やメジャーとの間での期間限定移籍等)ではないでしょうか。
(わたくしは混乱の元凶であるポスティングシステムは一旦凍結すべきかと存じます。嗚呼、このようなときに「こみつしょなあ」なるお方がおられたら、どんなにか心強いか…….)

その井川ですが、またも交渉決裂のようでございますね。彼にはどうしても今オフにメジャー移籍を果たさなければならない理由があるようです。それをご存知の方があれば是非こそっとお教えいただきたいものでございます。

赤星憲広Redstar53
| 鳴尾浜小町 | 阪神タイガース | 01:35 | comments(0) | trackbacks(1) |
福留問題について
阪神の井川、巨人の上原、そして中日の福留。最近では3つとも後ろに「問題」という言葉が続きますね。

「福留問題」も最初は今とはまるでニュアンスが違っていました。昨年11月19日、第一回目の契約更改交渉が持たれましたが、その席で福留は開口一番、「きょうはサインはしませんから」と宣言。そして1時間に渡る交渉の中で彼が要求したのは「ナゴヤドーム」入場料の値下げ。佐伯貴弘【横浜】が契約更改時に要求してあっと言わせたことはまだ記憶に新しいので、二番煎じととれないこともありませんが、よい話だとは思ったものです。そして宣言通り保留して交渉は終わりました。

第二回目の交渉は1ヶ月以上もたった12月28日。このとき初めて球団から金額が提示されました。2億円と言われています。昨シーズンの成績から見て本人も納得できない金額ではなかったにもかかわらず、彼は保留して越年が決定しました。理由は4番を担ってきたプライドだそうです。希望金額との差はそれほど深刻になるほどではないと、この時点では言っていました。

第3回目はハワイ自主トレが終わった1月17日に行われました。このとき福留は「意地、プライドと言っているだけでなく、僕自身の資料で、分かりやすくしてみようと」A4版サイズの用紙4枚に今季成績、五輪ならびに負傷により欠場した試合に出場したと仮定した成績、さらに他球団の4番クラスの打者の成績と年俸をまとめて提出しました。本人は「あくまで参考資料」としながらも、4番の責務の重要性と負傷するまでの間の成績の再評価を求めたそうです。

第4回目は1月21日。この日は前回提出された「福留リポート」に対する球団側の評価が説明されただけで金額の新たな提示はありませんでした。
「金だけじゃなく、気持ちの問題もある。極端な話『お疲れさま』の一言で変わることもある。言葉ひとつで柔らかくもなれば、硬くもなります」(福留)
その通りです。金額の問題だけではない、と言いながら他球団の選手の年俸までリポートに盛り込んでは、球団の態度も硬くなるでしょう。

ここでわたくしはもう一つのドラゴンズの契約更改にまつわる記事を思い出しました。川上憲伸です。憲伸は昨年12月24日に第一回目の交渉に臨み、ほぼ倍増の提示金額に対して保留しました。結局本人の希望もあって3日後の27日、二回目の交渉が行われ、このときに前回の交渉後の言葉通りサインして無事更改を終えました。
最初の交渉の際、提示金額2億1000万円に対して希望金額と数千万円の差額があるとして保留したと報道されました。ところが後の記事で、提示金額は最初2億2000万円で二回目の交渉でアップした金額は1000万円だったと明かされました。
憲伸は保留した理由として「金額も大事だけど、今年は言葉の評価がほしい。査定内容です」といい、前回交渉時に球団から出された評価は17勝に対してだけだったことに反発したものと思われます。特に巨人戦での好投を重視しており、球団側も納得し巨人戦の特別査定を盛り込んだことで一件落着しました。

おそらく福留は交渉下手なのでしょう。保留の理由もそのたびに後付けのような印象がございます。調停と言う事態を避ける為には、来季の約束(3割30本100打点につきいくらのボーナス等)を取り付けるなどして譲歩が必要でしょう。もちろん球団側の査定なるものの正当性がいかほどなのか、わたくしには知る由もございませんが。

来季福留がおとこをあげる為には、今年の査定をばねにしてチームを日本一に導き、「今年勝てたのはウッズが入団したからじゃない、福留がいたからだ」と言われることでしょう。
| 鳴尾浜小町 | 中日ドラゴンズ | 20:57 | comments(3) | trackbacks(1) |
渡辺俊介、「おとこまえ」一番乗り
「おとこまえ」第一号は渡辺俊介【ロッテ】です。

渡辺俊が被災地を訪問(Topics01/21の記事より)
ロッテ渡辺、地震被災者100人招待

渡辺俊が新潟中越地震の被災地のひとつである和島村に激励訪問を行ったという記事です。マリーンズの記事によりますと、彼は和島村には誰も激励に行っていないと知り、自ら車を運転して現地入りしたとのことです。単に激励訪問を行ったというのであれば人気取り? とも取れないこともないのですが、「自ら車を運転して」となるとなんだか違うという気になるというものです。

こういった被災地激励訪問の際、著名人がどのように現地入りするのか存じませんが、自分で車を運転して向かう人はそういないのではないでしょうか。もちろん被災状況にもよりますが、訪問が可能であるということは道路の状態などある程度回復しているのでしょうから、「マイカー訪問」もやろうと思えば可能なのでしょう。人によってはセキュリティの問題などでなかなかそういうことがしずらい場合もありましょうが、渡辺俊の場合記事を読む限り、いてもたってもいられず激励に向かった、ととれてしまうのはわたくしだけでございましょうか。飽くまでわたくしのイメージ、でありますが。

今季は勝率のタイトルを狙うことで優勝に貢献したいと語っております。新球に潮崎【元西武】直伝の遅いシンカーを習得し、ロッテファンを期待させることでございましょう。地面すれすれの超アンダースローから繰り出されるスローなシンカー、楽しみです。

いずれにせよ、渡辺俊、おとこまえです。

※上の“にうす”は「Jonnycafe===黒木知宏ファンサイト===」の管理人じょにいさんの「日記」で知り得ました。
| 鳴尾浜小町 | 千葉ロッテマリーンズ | 13:08 | comments(2) | trackbacks(3) |
上原おとこまえ化計画
本日の主役は上原浩治【巨人】です。

上原と言えば誰もが認める巨人のエースです。その上原が来季にもメジャーへの移籍を求めて球団と交渉中だといいます。
「契約金返す!」上原来季メジャーを直訴 の記事
上原の生の声を聞きたい方は上原浩治オフィシャルサイトへどうぞ。

この記事によりますと、上原は交渉の材料として
1)年俸大幅ダウン
2)FA権取得までの残り4年分の契約金返還
をあげているようです。

このところメジャーへの移籍を希望する選手が『多発』しておりますが、彼らに共通して言えるのは消極的な「自分さえよければ……」という甘えです。井川はなにがなんでもゴリ押しで自分の意志を押し通す構えを見せていますし、上原は「金を返せば済む話」とタカをくくっているようにすら見えます。
「どうしても行きたい」「わがままなのは分かっています」という上原に聞きとうございます。仮に契約金の返還と同時に自由契約の身になり、晴れてメジャーへの移籍が叶ったとしましょう。あなたには後に続く選手たちのことを考える余地すらないのでしょうか。上原が作った「前例」は後続の選手が同様の要求を球団に行う際に少なからず持ち出されることでしょう。
プロ野球選手の移籍の権利拡張を標榜するのであれば、球団に有利になるような譲歩案は出すべきではございません。1〜2年くらい犠牲にしても選手会を通すなりして、きちんとした形で渡米できるようなシステムを作るよう、球界に働きかけるくらいの心意気があってもよろしいのではないでしょうか。ことは自分がメジャー移籍できればそれでよいというものではないと存じます。

さらに彼らが利用しようとしているポスティングというシステムを、日本プロ野球選手会としては以下の理由で正式に認めておりません。

1)選手は球団を選べない
2)日本の球団に支払われる入札金が高額なため積極的に利用しようと言うメジャー球団が少ない
3)仮に入札があっても入札金が選手の年俸を圧迫している
4)選手を競走馬のようにセリにかける人身売買の極み
「日本プロ野球選手会公式ホームページ」より)

4つ目の理由などわたくしに言わせると「笑止の極み」であり、このあとなおも当該サイトではとんちんかんな屁理屈が続くのですが、(特に、年俸が高額なのは「150kmのボールを投げられることが理由なわけ」というくだり。もちろん極端な比喩のつもりでしょうが、醜悪です)それについては別に考えてみたく存じます。
上原や井川が交渉に成功してメジャーへの移籍が実現したといたしましょう。当然ポスティングを利用してメジャーへ移籍しようとする選手が増えましょう。そして球団は彼らとの交渉に多大な時間を割くよりは、ポスティング移籍をさっさと認めて入札金を手にすることを安易に選ぶようにならないでしょうか。なし崩し的にポスティングが普通に行われるようになりはしないかと、心配するのであります。
これには選手会も賛成するはずがありません。もし黙認したとなればダブルスタンダードを使い分けたと非難されるでしょう。

もとよりわたくし、プロ野球選手の移籍の自由などという球界にとっての重要事項にとやかく口出しできる立場にはございませんし、適切な解決策を持つ訳ではございませんので本題に戻ります。

上原が「おとこまえ」になるための3提案

1)「なにがなんでもメジャーに行きたい!」と言わない。これを言ってしまうからわがままに聞こえてしまいます。いっそのこと、「俺はメジャーに行くことに決めた」くらい言ってはいかがでしょうか。(「メジャーでやるのは、僕にとって夢ではなく、目標なんです」? ならなぜドラフト時にエンジェルスの誘いを蹴ったのでしょうか? 「日本でやってからメジャーに挑戦しても遅くはない」と言いましたね? 巨人に入団して実績を作り、少しでも高く売りつけようとしたのではないかと、勘ぐられても文句は言えませんよ。)

2)「ぼくはメジャーをあきらめます。そのかわり後続の、メジャー移籍を希望する若い選手たちが、今よりも速やかにメジャー移籍することが可能となるようなシステム作りを、選手生命をかけてでも訴えていくつもりです。」と表明する。他のメジャー指向の選手から多大な指示を得ること間違いなし、です。

3)年俸減額に加えて契約金を全額返金。おとこまえです。(横浜の佐伯あたりなら本当にやりそうな気が……。)


もちろんこれは強制でもなんでもありません。そもそもこれが上原の目に留まるとは思っておりませんし、むしろ見ずともどれかひとつを実行していただきたいくらいなのです。と言いましても、わたくしは上原のファン、というわけではございません。ただのつまらない「おとこまえ」好きなのでございますよ……。

本日の収穫(「おとこまえ」定義に追加)
「おとこまえ」は自分の夢のために大局を見失ったりしない
| 鳴尾浜小町 | 讀賣ジャイアンツ | 01:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
プレゼント当選のお知らせ!
やたっ!! 年末に申し込んだTigers-net.comの入会キャンペーンのプレゼントが当選しました。
今日外出先から家に戻ると大きめの茶封筒が郵便受けに入っていました。差出人は「Tigers-net.com」。やたらと頑丈な封を切ると中から送付状が出てきました。
「プレゼント送付の件」
ふんふん。
「厳正なる抽選の結果、お客さまに以下のプレゼントが当選しましたのでご送付いたします。」
さらに紙を出してみると
「プレゼント:赤星選手直筆サイン色紙
……。
えぇーーーーーーー!?
よりによって大のお気に入り、赤星選手のサインですか……。嬉しさのあまり声も出ませんでした。ファン感謝デーでは目の前で鳥谷選手のサインボールを取り逃がし、悔しい思いをしたのですが、これですっかりチャラです。
ええと、送付状に続きが。
「今後とも、Tigers-net.comをご愛顧くださりますよう、お願い申し上げます。」
こちらこそ、です。Tigers-net.comさん、本当にありがとうございました。

あとで赤星選手にお礼のメール(?)、送っとこっ♪。

赤星憲広RedStar53
| 鳴尾浜小町 | 阪神タイガース | 22:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
俎上の井川
栄えある第一回目に俎上に載せられるのは、やっぱりこの人、井川【阪神タイガース】で、与えるのは当然ムチの方です。
井川については多くの方々がさまざまにおっしゃっていますが、わたくしにとって何が一番気に入らないかと申しますと、こうです。
チームメイトに、正当な手続きをとって周囲を納得させた上で、次なる目標として見えてきたメジャーを目指そうという男が、ほんにすぐ傍にいながらあのようなスタンドプレーをして見せたことです。

わたくしはなにも球団との契約はなにがなんでも遵守しなければならないとは思いません。といいますのも、球団側もFA期間を短縮できるようなシステム作りに協力する等、柔軟な姿勢を見せているのですから、選手もそこから極端に逸脱しない程度に自分の考えを主張することはマナー違反だとは思わないからです。
ですが、井川のしていることはいったいなんでしょう。相手の譲歩の姿勢すら受け入れない硬直した態度で対抗しているようにしか見えません。HPの件は多くの方がそれを目にして落胆し、悲しみ、あきらめ、中には憎悪した方もあったことでしょう。わたくしも一人のタイガースファンとしてたいへん残念に思います。

そしてなにより腹立たしいのは、井川が男らしくないことです。「自主トレにつき多忙」を理由にすべてを代理人任せにしているとのことですが、本気でメジャーを目指すならそれくらいの時間を惜しんでどうするのですか。本当に決意が固いのなら、HPでこそこそと訴えるのではなく、自分の口で、自分の言葉で、自分の体で訴えればよいのです。井川はなにもかもから逃げている、これがわたくしの結論です。

わたくしの愛してやまない川上憲伸投手【中日ドラゴンズ】のインタビュー記事がカネシゲタカシさんのWeblogで紹介されています。憲伸は以前からメジャーに対して消極的でしたが、ここでははっきりと最近の『メジャー指向』に疑問を投げかけています。他にも赤星【阪神】がメジャーに対して「ノー」と言っております。赤星などは井川のこれまたチームメイトです。

最後になりますが、一言だけ。
「井川、逃げるんじゃないよ」
| 鳴尾浜小町 | 阪神タイガース | 00:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
はじめに
わたくしこと鳴尾浜小町はここに、日本プロ野球界に生息する数多の(?)『おとこまえ』を発掘し、賞味し、賞賛することを宣誓します。
また、男を下げたと思われる選手を容赦なく鞭打つことも誓います。

昨今、日本男児と呼ぶにふさわしい男の激減が懸念されておりますが(ほんまかいな)、プロ野球界においても『おとこまえ』な選手はとことん『おとこまえ』、そうでない選手はとことんそうでないというのが現状認識であります、わたくしの。
わたくしはご覧の通り(……)女子ですが、女子というものは一般に男性に憧れを抱くものであり、逆に男子は女性に憧れるものと想像いたします。
ここで言う『おとこまえ』とは女子であるわたくしの目から見た『おとこまえ』であり、もちろん男性から見たら「そんなんどこが『おとこまえ』やねん」というご意見もおありでしょう。また、同じ女子から見ても「ちょとちがうんじゃ……」というご異見もおありでしょう。
ここに来られたのも何かの縁、あなたさまにとっての『おとこまえ』とは如何様なものか、お聞かせくだされたら幸いに存じます。

わたくしにとっての『おとこまえ』……実は特に定義はございません。しいて言うなれば
男たるもの
・無様な言い訳はしない
・理があり、義がある
・他者の力を悪用しない
・逃げない
などが挙げられますでしょうかって、しっかり定義してますね。

なお、このWeblogにおける選手名は敬称を略することを原則といたします。OBにつきましては「〜氏」を多用することになると思います。
更新は、『おとこまえ』を発見・発掘次第、あるいは鞭打ち決定次第です。毎日になるか、週1になるか、月1になるか……わたくしにも分かりません。

T-Blogテーマを「スポーツ」にしましたが、若干ニュアンスが違っているかもしれません。
| 鳴尾浜小町 | ごあいさつ | 00:09 | comments(0) | trackbacks(0) |


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