プロ野球 男道!

日本プロ野球界に生息する『おとこまえ』を発掘し、賞味するBlogです。
また、男を下げた選手を容赦なくムチ打つBlogでもあります。
祝! 通算1,000打点達成 田中幸雄
ロッテファンであるわたくしにとって敵ではございますが、彼の1,000打点達成をTVではありますが目の当たりにして、心から嬉しく思いましたのでここに記しておきます。

北海道日本ハムファイターズの田中幸雄選手、通算1,000打点達成おめでとうございます。
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| 鳴尾浜小町 | 北海道日本ハムファイターズ | 14:31 | comments(2) | trackbacks(19) |
北の大地のおとこまえ ヒルマン監督
おとこまえとは、歳月によって作られるものなのでしょうか? 当ブログでの「おとこまえ賞賛」では現役選手よりOB選手や監督・コーチの方が高濃度で、現役選手はむしろムチの方が多いのが現状であります。
いいえ、現在おとこまえのOB諸氏はおそらく現役時代からおとこまえで、おとこまえ度数とは累計的に上がっていくものなのでしょう。もちろん、人生においていくつもの貴重な経験を重ねることで、おとこまえが飛躍的にアップする瞬間もございましょう。ですが、若い人には若い人なりの「おとこまえ」があり、同様に賞賛すべきでございます。(例:能見篤史)

と、申しましたもののやはりネタ不足は否めず、一昨日までは梨田昌孝氏【元近鉄選手及び監督】についての原稿を用意していたのでございますが、そこへヒルマン監督に関するニュースが飛び込んでまいりました。
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| 鳴尾浜小町 | 北海道日本ハムファイターズ | 12:18 | comments(2) | trackbacks(18) |
SHINJO、マネキンまではいらないけれど
あれは2004年9月20日のことでございました。札幌ドームでは球界始まって以来初めてのストライキ明け第一戦、日ハム対ダイエー戦が行われておりました。初回から点の取り合いで、3回表にダイエーが6点取ると日ハムは3回、4回、6回に合わせて7点を入れて逆転、7回にすかさずダイエーが2点取ってまたリードという凄まじいシーソーゲームを展開していました。
8回表にダイエーはだめ押しの2点を奪取、後がなくなった日ハムは9回表のダイエーの攻撃を無得点に抑えて、最終回を迎えました。点差はH12-9Fで3点。セギノールの2点タイムリー、代打オバンドーのタイムリーでH12-12Fの同点に。そして二死満塁でこの男が登場しました。

コードネーム、いえ、登録名SHINJO、新庄剛志です。

これ以上は望めない場面での登場です。同点ですからあと1点でサヨナラ勝ちです。そうです、1点でよかったのです。ところがSHINJOの打った打球は札幌ドームの高いレフトスタンドへ吸い込まれていきホームランとなったのです、普通なら。
打ったSHINJOはベースランニングを始めました。その間三塁ランナーのオバンドーがホームイン、次のランナーもホームを踏むか踏まないかというところでドラマが生まれてしまいます。
あまりの喜びに1塁にいた田中幸雄が打者ランナーのSHINJOに思わず抱きついてしまったのです。これが前ランナーを追い越したとみなされ、追い越し前にホームインした1点しか認められず、記録上シングルヒットになってしまいました。
有名なエピソードです。
SHINJOの「おとこまえ伝説」は実はこのあと始まりました。試合後、田中幸は各方面に謝り倒したそうですが、当然真っ先にSHINJOに謝りに行きました。本当に済まなそうに頭を下げる田中幸にSHINJOはこう言ったそうです。

「いいじゃないですか、勝ったんだから……。」

もしこれでファイターズが負けていたのなら、田中幸は重罪です。田中幸としてはチームの勝ち負けもさることながら、SHINJOの23号ホームランがフイになってしまったことにも罪悪感を感じていたはずです。ところがSHINJOは自分の記録よりチームの勝利を優先しつつ、頭を下げる先輩を気遣って言ったのです。
「いいじゃないですか、勝ったんだから……。」
わたくしはこの話をあちこちでしてみたのですが、反応は一様に「SHINJO、おとこやなあ…」というものでした。わたくし自身、スポーツ紙でこの話を読んだときに「おとこまえやぁ」と思ったものでございます。

GAORAで毎日放送している『亀ちゃん&みっちゃんのキャンプ情報2005』で、光山英和がファイターズのキャンプを取材しております。その中からSHINJOがらみのお話をご紹介いたします。

その1. 会見で「赤いマフラーをされていましたが……」と言われて「マフラーじゃないよ、あれはタオル。“ペ”じゃないんだから。」
 天下のヨン様を“ペ”呼ばわり。(わたくしもそう呼んでおりますが)自分は“新サマ”と呼ばれていることを意識したのでしょうか?

その2. 練習中、「SHINJOさーん、グンゼのパンツくださーい」と少年に声をかけられた新サマ、「買って」と一言。さらに「何円ですかー」と聞かれて苦笑いしながら「……800円」と答えておられました。
 この子、すごいですね。グンゼのパンツって、新品が欲しかったのでしょうか、それとも……。やめておきましょう。

その3. 子供に「しんじょーーー!」と声をかけられ、なんと言ったのか聞き取れなかったのですが「さん」付けするように言ったようで、かけ声が「しんじょーーさぁーん」になっていました。
 ただの子供好きではございませんね。大人のSHINJOを見た気がいたしました。

一方、田中幸は光山氏のインタビューに答えて、あのときは1点さえ入れば勝てるとしか考えておらず、サードランナーがホームインして次のランナーもホームインしたところまでは確認したけれど、その後頭が真っ白になっていたと言っておりました。もう聞かれたくない質問だったのですが、光山氏はそれが分かっていながら平気で聞いておられました。

それから日ハムのキャンプ中のトレーニング方法についての話が出ておりました。普通なら一斉にトレーニングが始まるのですが、日ハムの場合、集合時間だけが決まっていてそれまでに各自でアップするそうです。このやり方はシーズン中、調子が上がらないときなどに気分を変える為に行われる方法で、キャンプではあまり行われないとか。アメリカ風なのかなあ、と光山氏はおっしゃっていました。そのせいか、タイガースのキャンプと比べたとき、選手がのびのびと楽しそうにトレーニングを行っているように見えます。
ちなみに上のやり方は亀山氏によるとタイガースでは「放し飼い」、光山氏によると近鉄では(牛だけに)「放牧」と呼ばれていたそうです。

SHINJOはこのキャンプで痴漢に遭ったり、子供を投げ込まれたりでたいへんですね。そのファイターズとタイガースの練習試合が2月11日(金)に宜野座で行われます。タイガースは安藤の先発が予想されておりますが楽しみです。MBSで中継もあるそうです。
| 鳴尾浜小町 | 北海道日本ハムファイターズ | 19:23 | comments(0) | trackbacks(19) |
その男、トレイ・ヒルマン
このところBlogで文句ばかり言っているせいか、心がささくれ立ってくるような気がいたします。そこで今回は去年の出来事から、わたくしがおとこまえだと感銘を受けた方を取り上げてみたく存じます。

その人の名はトレイ・ヒルマン。北海道日本ハムファイターズの監督です。残念ながら日本男児ではございませんが、後でも述べますように彼は本物の紳士です。

2004年10月3日、パ・リーグのリーグ優勝を争うプレーオフ第1ステージの最終日、おそらく日ハムファンにとって忘れられない日でありましょう。
日本ハムは1回表に3点先取していながら、3回裏カブレラに満塁弾を打たれて逆転されてしまいます。4回裏にはさらに1点を失い、このまま西武が逃げ切ると思われた9回表、西武ドームに魔物が降りて参ります。木元が2ランを放ち、まさかの同点。西武ドームに言いようのないどよめきと歓声が起こりました。これだけでも充分劇的ですし、今キーボードを打っているわたくしも思い出しただけで鳥肌が立ってまいります。
ところが9回裏、魔物はそのまま日ハムに取り憑き、日ハム最後の投手・横山が和田一にサヨナラアーチを決められて試合終了。この瞬間、2004年の日ハムの闘いはすべて終了したのです。

そしてヒルマン監督がわたくしの目を釘付けになさいました。彼は伊東監督に近づいて握手を求め「おめでとう、今日は本当に素晴らしい試合だった。ぜひともこのままダイエーに勝って日本シリーズに進出し、日本一になってほしい」と言ったように映ったのでございます(飽くまで想像ですが)。その目は真摯でまっすぐで、上っ面だけでなく心から相手の健闘を称える目でした。

ヒルマン監督が公式に残したコメントを、北海道日本ハムファイターズオフィシャルホームページから引用いたします。

「負けたことは悔しいが、ここまで戦ってくれた選手たちを誇りに思う。次のステップにも進めるし、このチームはこれで終わりじゃない。明日からまた新しいシーズンが始まる。(L和田にサヨナラ本塁打を浴びた)横山は自信を持って送り出した投手だし、後悔はしていない。そして(9回表L豊田から同点2ランを放った)木元もあの場面で本当によく打ってくれた。今日のこの試合だけで1年間の総括はしたくはないが、やはりダイエー、西武との差は、たった1球の攻防にあったと思う。(江尻から逆転の満塁弾を放った)Lカブレラにも用心はしていたのだが、1インチの差で打たれてしまったね。一年間応援してくれたファンには、本当に有難う、とお礼を言いたい」


お礼を申し上げたいのはこちらの方です、と思わずMacの前で頭を下げてしまいました。
ヒルマン監督はまた、昨年9月18・19日にストライキが敢行された際、フロントとしては珍しく札幌駅でサイン会を開き、ファンサービスを実行したことも記憶に新しゅうございます。

思いますにこういった彼の行動は「紳士教育」の賜物ではないでしょうか。我が国には「大和魂」と言いますか「侍魂」と言いますか、そのようなものがかつては根づいておりました。それに相応するものとして西洋には「紳士(淑女)」がございます。ヒルマン監督にはそれがしっかりと身についているという印象を持つのであります。

そこでふたたび公式サイトで彼について調べてみました。

 トレイ・ヒルマン(Thomas Brad (Trey) Hillman)
1963年1月4日 42歳
  アメリカ・テキサス州出身
  1985年 クリーブランド・インディアンズのマイナー選手として3年間の現役生活を送る
  1990年 スカウト、コーチの経歴を経てオネオンタ・ヤンキース(1A)で監督。52勝26敗で1位。
  1991年〜2001年 1Aを中心に6球団で監督。99年にはコロンバス・クリッパーズを率いて83勝58敗で1位。
  2002年 テキサス・レンジャーズ育成部ディレクター兼フィールドコーディネーター
  2003年〜 日本ハムファイターズ監督

  1990年 1Aフロリダ・ステートリーグ最優秀監督、ベースボール・アメリカ誌1A最優秀監督賞受賞
  1999年 ベースボール・アメリカ誌最有望監督賞受賞

驚いたことに33歳から監督業をなさっているので今年で監督歴9年の大ベテラン。しかもなおかつ伊東監督より1歳下ですから12球団最年少です。アメリカのマイナーでは珍しいことではないのかもしれませんが。彼は選手としてより、指導者としての才能があったということでしょう。おそらく選手、フロントからの信頼も絶大だったと予想いたします。
昨年は家族の問題もあって日ハム監督続投に難色を示していたようですが、蓋を開けるとプレーオフまで進出する快進撃・・とまでは言えないかもしれませんけど・・。監督魂に火がついたのでしょうか、今年は早々と続投が決まりましたね。

SHINJOが、今年はヒルマン監督を外人監督初の日本一にしてあげたいと言っていました。その気持ち、伊東監督と健闘を称え合ったあの姿を見てしまったわたくしには痛いほどよく分かります。

阪神ファンでありながら日ハムに興味を持った方、今すぐこちらのブログへどうぞ。
 にわか日ハムファンのブログ by ルパート・ジョーンズさん
| 鳴尾浜小町 | 北海道日本ハムファイターズ | 12:11 | comments(5) | trackbacks(14) |


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