2005.02.17 Thursday
能見よ、大志を抱け |
久しぶりにエントリーいたします。先週末は沖縄ならぬ雪中キャンプに出かけておりまして、日ハムとの練習試合もろくに見られなかったのですが、15日の対横浜練習試合では本当によい物を見せていただきました。
まずは鳥谷の5打数4安打(内1本塁打)3打点1盗塁。わたくしとしては1盗塁が印象に残っております。よほど調子がよかったと見えます。 そして能見です。3イニングを投げて1被安打4奪三振。このおかげで開幕ローテ入りの声が高まったわけですが、たった1回の練習試合、しかも3イニングだけの登板ではまだまだペナントレースでの働きを占うことはできないはずです。にもかかわらず「能見、OK」の声がこれだけ大きいのは彼のおとこまえぶりを表していることにならないでしょうか。 アマチュア野球に疎いわたくしが能見に興味を持ったのはかなり遅く、タイガースに入団が決定してこの記事を見たときでした。 自由獲得枠・能見が故郷に義援金&具体的援助プラン検討←サンスポ2004年12月31日記事 能見が、台風23号の被害に遭った地元の兵庫県出石町に、100万円ほどを義援金として寄付する意向を示したという記事です。彼自身の実家も被災したこともあったそうですが、たいした余裕ではございませんか。しかも寄付金だけでなく、記事によると「住民の生活を手助けする具体的なプラン」についても出石町町長と話し合うというのですから、かなり本気であることが伝わってきます。 15日の練習試合では星野SDも観戦なさっていましたが、試合後「真っすぐがアカン。もうちょっとやな。カーブはよかったけども、真っすぐやな。」と愛のむちを振るわれたそうです。わたくしはむしろそこにこそ星野SDの能見に対する多大な期待を感じた次第であります。 また、能見は今シーズンの抱負を聞かれて実にさらっと「10勝」を口にしてございました。亀山、光山両氏はこのときのインタビューで彼のよい意味でのふてぶてしさを指摘しておりましたが、これは自分の実力をしっかり把握した上での態度なのでありましょう。本当に10勝するかはさておいて、期待してもよいのだと確信いたしました。 今後おとこまえ伝説を築き上げて、当ブログを盛り上げていただきたいものでございます。 |